2月はタンジェリンでした

ぬくもり


warmth




2月のカレンダーの絵はタンジェリンです。

ちょうど2月末にこの記事を書いていますが、
窓に入ってくる日の光の角度が変わり、
冬から春へ向かっているんだと、感じる今日この頃です。


2月の絵になったタンジェリンは、Citrus Reticulata種に属し、
成熟した果実の果皮の色が、橙色から赤色のものをタンジェリンと呼び、
黄色から橙色のものをマンダリンと呼ぶそうです。


タンジェリンもマンダリンも柑橘類の中でミカン類に属する植物の総称として用いられています。


マンダリンの原産地はインドのアッサム地方でだそうで、そこから世界各地に変化しながら広まっていったと考えらえいます。


中国経由で日本に伝わったものが温州みかん、また、中東を経て地中海沿岸に伝わったものが、地中海マンダリン、さらにモロッコからフロリダに伝わっていったそうです。


タンジェリンはタンジール人(モロッコ人)が名前の由来だそうです。


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タンジェリンは柑橘類でも、オレンジやグレープフルーツとは違う、ちょっとした苦い香りがします。


みかんの甘さはあるのですが、その中にうっすらと香る苦味の色が欲しくて、今回の絵に落ち着くまで、数枚、描き直しました。


3年前エッセンシャルオイルの紹介のために、かわいい女の子を絵を11枚ほど描きました。

このときの絵がきっかけとなり、エッセンシャルオイルの妖精たちのカレンダーが生まれました。

その11枚の中にタンジェリンも含まれていました。


3年前、タンジェリンはかわいい小さな女の子の絵でした。

雲の上にいて、手に持ったかごにタンジェリンがたくさんある、そういう絵でした。

3年後、同じタンジェリンを描いたら、今回のような絵で落ち着きました。


かわいいだけでは、何かが足りない。

それがタンジェリンだと、タンジェリンのエッセンシャルオイルを自分が使い感じたことです。


また、タンジェリンの香りはリラックスさせてくれます。

私が使っているエッセンシャルオイルは、ヤングリビング社のものですが、タンジェリンを使ったブレンドオイルを寝る前に使うと、リラックスして眠れます。

ラベンダーとはまた違ったリラックスの感覚があります。

とても温かい香りなのですが、大人のいろいろも含んだ温かさのような感じなんです。


苦味も甘美も両方あるのが、大人の世界で、
その現実、良いも悪いも、全てひっくるめて、
とにかく、今、リラックスしましょうよ、


と誘ってくれるオイルのような気がしています。


小さな女の子は女性へ変化しました。


その変容途中、温もりのある休息を味わえる、
成長を体験してこそ、わかる香り、
それが、タンジェリンなのかもしれません。


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さて、ここでお知らせです。

3月初旬、念願の海外でビオダンサを体験してきます。

その様子はもう一つのブログのほうでお伝えできると思います。
http://ameblo.jp/ka-sophia32/

こちらのブログもよろしくお願いします。


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