ペパーミント(Peppermint)



落ち着いて、そして、リラックス



Calm down and Relax



2012年5月のカレンダーの絵はペパーミントです。

ペパーミントは香料やハーブとして、ガムや歯磨き粉、料理やお茶になど、毎日の生活で利用するものに使われています。

どんな人でもペパーミントの恩恵を受けていると思います。



古代エジプトギリシャの時代から使われていたミントですが、いろいろな種類があり、ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種と考えられているそうです。


ペパーミントは体にも心にもよい働きをすることで知られています。

頭痛を和らげたり、胃腸の働きを良くしたり、ほてりを冷ましたり、気分をすっきりさせてくれたり、といろいろな場面で使うことができます。


私の場合、食品添加物扱いのエッセンシャルオイルを用いて、ペパーミント水を作り、飲んで気分をすっきりさせたり、その水でうがいをして、口臭予防に使ったりしています。
(注:食品としてエッセンシャルオイルを使う場合は、必ず、そのエッセンシャルオイルが食品として使っても大丈夫な品質であることを確認してから使ってください)

また、頭痛の痛みを和らげたり、食べすぎの苦しさを和らげたり、肩こりのこりを和らげたり、乗り物酔いを防ぐためなど、とにかくいろいろなことに、ペパーミントを使っています。

使い慣れると本当に便利なので、常備しているエッセンシャルオイルです。



さて、この絵と言葉のことです。

まず、出来上がってから、どうして、この妖精の顔は真っ赤になったのか?


自分でも言葉が出てくるまで、謎でした。

「落ち着いて、そして、リラックス」という言葉が出てきたとき、顔が赤かった理由がはっきり自分の中でつながりました。



妖精だって、顔を真っ赤にするほど、落ち着かないようなことがあるんだ・・・と。

それで、その妖精は自分の特質を思い出して、頭に手をやりながら、ペパーミントの葉の上で休んでいるわけです。

落ち着いて、リラックスしているわけです。


生きていれば、カーッと顔が真っ赤になってしまうようなことも人生の中で多々あります。


そんな時、ペパーミントの香りが真っ赤の顔を元の顔に戻す手伝いをしてくれるわけです。

顔が真っ赤になるような出来事は人によって違うと思いますが、そういうとき、体も頭も固くなるというか、緊張するような感覚があるかと思います。

そのままの状態と感情のまま突っ走ってしまって、ちょっとしたことが大事になったりすることもあるかと思うのです。


我を忘れてしまったとき、手元にペパーミントのオイルがなければ、ペパーミント味の歯磨き粉で、歯を磨いたり、お茶やキャンディーを食しても、なんでもいいかと思うのです。


ペパーミントの香りで我に返るのです。


ペパーミント自身が自分のパワーを教えてくれる、そんな絵になりました。


Kaoru Kurosawa
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