藍染め体験をしてきました。
念願だった、藍染め体験をしてきました。
今回は目黒にあるMakers'Baseのワークショップに参加しました。
数年前、ある大きなクラフトの展示会を見にいったとき、藍染めのブースがありました。
藍染め職人の方が言った一言は忘れられないものでした。
『藍は嘘をつかない』
藍は愛とも読み取れるなと、深い言葉だと思い、それから藍染めをやってみたかったのです。
さて、今回のワークショップは、着古したものを藍染めで復活させるワークショップでした。
3枚まで染めてよかったので、白い綿のマフラー、白いタンクトップ、水玉模様が織り込まれている白いシャツを染めました。
大きなバケツの中の藍染めの液に5分ほどつけました。
5分後、バケツから染めたものを取り出して、空気に触れさすと、黄緑色をしていたところがだんだん藍色に変化していきました。
一つのものに対して、多くて3回染めました。
それから、水洗いして(というより、水洗いはすべてワークショップの先生が担当されました)、参加者みなさんで出来栄えを見せ合って、ワークショップは終了しました。
この写真はマフラーとタンクトップの洗いが終了したところです。
このタンクトップ、自分でBIODANZAと文字を編んで、それをアップリケとしてつけたものでした。
染める前はこんな感じでした。
白の生地にラメの入った白い糸のアップリケは目立つことなく、物足りなく感じていたので、藍色にしたらてみたらどうだろうか・・・と考えて、このタンクトップを選びました。
現場に行ってみると、絞り染めの作品があり、それを見て、絞り染めをやりたくなりました。
このタンクトップが藍色になり、さらに絞り染め柄が入ったら、大きく変化すると思ったからでした。
また、『染物はやってみないとわからない』という先生の言葉も耳に残っていて、やらないよりも、試さないと!という気持ちに素直に従ったわけです。
絞り柄は、輪ゴムで絞りたい部分を留めるのですが、どうすれば良いのかわからず、見よう見まねでやってみました。
洗いが終わった後、輪ゴムを取ったら、このような感じに仕上がっていました。(他にも2か所ほど絞りを入れました)
出来上がりを見たとき、正直、こんな感じなんだ・・・と気分が下がりそうになりましたが、「次はこんな風にやりたいなぁ〜」と笑顔で言っている自分がいました。
そして、時間が経てば経つほど、タンクトップの出来が、まぁまぁ、いいなと感じ、やってみてよかったと思いました。
素材や染の回数で仕上がりが違うので、参加者のみなさんと出来栄えを見せ合い、和気あいあいと、「いいねぇ〜」と言いながら、楽しく過ごせたことも、染め物体験以外の楽しい体験でした。
以前からやりたかった染物体験の始まりの日になりました。
そして、ゆくゆくは、アトリエでこういうワークショップができたら素敵!と小さな夢も持てた、楽しい藍染め体験になりました。
Kaoru Kurosawa
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