6月はローマンカモミール(Roman Chamomile)
さあ!もう一度
OK ! Try again
6月になりました。
カレンダーも折り返し地点の絵になります。
今月はローマンカモミールです。
ハーブティーでおなじみの植物であるカモミールですが、種類がありまして、
今回描いたカモミールは「ローマンカモミール」です。
アロマテラピーの本《注》でローマンカモミールのところを調べてみました。
カモミールという名称は、地上のりんご(ground apple)を意味する
ギリシャ語”kamai melon”からきており、
強いフルーティーな香りが熟れて落ちたりんごに似ているからだそうです
と書かれていました。
ローマンカモミールも古い時代から使われているハーブのひとつです。
大人から子供まで使えるオイルで、とくに精神面においては深い鎮静作用があると言われています。
先ほどから香りを楽しんでいますが、実際、心が落ち着いて穏やかな気分になっています。
カモミールの影響なのかなと思っています。
さて、もう一度アロマテラピーの本に戻りますが、
カモミールの花言葉は、デリケートでありながら丈夫な植物であるところから、
「逆境における忍耐強さ」です。
と書かれていました。
愛らしい白い花ですが、実際は逆境でも忍耐強くいられるという、見た目よりもタフなお花のようです。
《注》参考資料:心を癒すアロマテラピー
ジュリア・ローレス著 林サオダ訳
フレグランスジャーナル社
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この絵はローマンカモミールの花畑を描こうと思い描き始めました。
そうしたら、ちょこんと両腕を上に伸ばしている女の子が見え、この絵が出来上がりました。
最初に思い浮かんだ言葉はリラックスでしたが、今思うと、しっくりとこないので、もう一度言葉が出てくるのを待ってみました。
そうしたら、「あきらめない」という言葉浮かんできました。
あきらめないという言葉を聞くと、ちょっと苦しかったり、辛かったりという雰囲気を感じます。
今回描いたローマンカモミールの妖精は、見るからに楽観的な笑顔をしています。
あきらめないということ、もう一度挑戦することについて深刻になる必要はないのかな〜と思いました。
そんなことを想いながら、再度絵を見ていたら、
「さあ!もう一度」
という言葉やってきました。
ローマンカモミールは鎮静作用がありますが、気分が落ち込みすぎる心配がないオイルだそうです。
忍耐強く逆境に耐えれる資質と深刻になりすぎない資質の両方を持っているオイルだから、
「大丈夫、もう一回やってごらん!」と私達を香りで応援してくれるオイルだと思います。
ちょっとうまくいかなかったとき、ローマンカモミールの妖精を思い出してください。
この笑顔がお役に立てるかもしれません。
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