3月はオレガノ

やさしさ

tenderness


早いもので、もう3月です。

3月のカレンダーはオレガノです。

エッセンシャルオイルよりも乾燥ハーブとして有名な植物です。

言葉ですが、「やさしさ」になりました。


あるエッセンシャルオイルの辞書でオレガノのことを調べたら、

香りの効能のところに、安心感を与えると記載されていました。


「安心感を与える」という言葉をもらって、もう一度原画を眺めていたら、

”やさしさ”と出てきました。


さて、英語はどうしようかと、Webの辞書で調べたところ、

優しさ(名詞)では、kindness,gentleness,tenderness.の3語が出てきました。


そのなかでオレガノのやさしさはどれだろうって、英語の知識が乏しい私ですが、
なんとなくtendernessだと思いました。

そこで、tenderness、tenderの意味を調べてみると、優しさとは別に「柔軟さ」、
「敏感」、そして「触れると痛い」という意味が載っていました。


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エッセンシャルオイルを用いた、”レインドロップテクニック”という
アロママッサージがあります。

アメリカのヤングリビング社の社長である、ゲイリー・ヤング氏が考案した
アロママッサージです。

このマッサージを時々受けますし、自分でも練習しています。


インドロップテクニックで使用するオイルは数種類あるのですが、
その中にオレガノも含まれています。


安心感をあたえる香りというと、やわらかいイメージの香りかなと
思うところですが、オレガノはハーブが持つ独特な香りがします。


インドロップテクニックを受けていると、オレガノの香りは多少きついかなと
感じますが、なぜか、ほっとする香りです。


このオイルはフェノールを多く含むオイルなので、取り扱いを間違えると
皮膚がただれてしまう可能性があります。


そのようなオイルなので、マッサージを受けるとき、ちょっとピリッとした
感覚があったりします。


そうなのです、オレガノの安心感を与えるやさしさには触れると痛いがセットに
なっています。


やっぱり、この絵の言葉は”tenderness”だと自分の体験から決めました。


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瞑想家・詩人・ヒーラー・ダンサーと多彩な顔をもつ、

Lupinaさんという方がいます。


彼女、実はこのオレガノの女の子と雰囲気がとても似ています。


Lupinaさんの詩もオレガノかもしれません。

やさしさとやわらかさと痛みと敏感が入り混じっていながら、安心なんです。


Lupinaさんの詩、チェックしてみてください。


つい最近、「壁」という詩をブログでアップしています。

http://lupina.weblogs.jp/diary/2010/02/banging.html


そうだよね・・・と共感できる詩で、読み終わったあと、
ホッとしたことを思い出しました。


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この絵はカレンダーの絵の中で一番最後に描いた絵でした。

描くのにかかった時間は約20分程度だったと記憶しています。


色をさくさく重ねることができ、時間がかからず、絵になっていくときは、
絶好調!なんですが、絶好調はそんなに長く続かないもので、オレガノを描いて、
これが12枚目と決め、パステルを置きました。


オレガノの花の写真を眺めていたら、オレガノの花を描きたくなり、
花を描いたら、この子が出てきました。


寄り添うように、自然に現れてくれました。

料理でもよく使われるハーブです。


オレガノは人に寄り添ってくれる植物なのかもしれない、なんて思っています。


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