ロランドのバラ
アトリエの活動とは違うのですが、絵とは別に私はダンスをしています。
ダンスといっても「ビオダンサ(Biodanza)」というダンスです。
音楽にあわせて、自由に踊る。
「今、ここ」を感じて、
自分自身、自分と他者、そして自分と全体(人間全体、自然、宇宙等)とつながることを体験するダンスです。
ビオダンサに出会って3年が過ぎ、現在、ビオダンサの先生を目指してスクールで勉強しています。
ビオダンサの背景はBiodanza JapanのHP(スクールの校長先生のHPです)をご覧ください。
http://www.biodanzajapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=12&Itemid=28
(トップにはクラスの案内もあります。)
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2月17日、ビオダンサの創始者、ロランド・トーロ・アラネーダが亡くなりました。
85歳でこの世を離れました。
聞くところによると、85歳になっても現役で踊っていたとのこと。
この写真は、84歳の時、ロランドのダンス姿。
2月22日、ロランド・トーロを追悼するビオダンサのクラスがありました。
そのときロランドの写真と一緒に飾られたお花がありました。
そのお花たちは参加者ひとりひとりに一輪ずつ配られて、一緒に踊りの輪の中にいました。
そのお花たちの中から、赤いバラを一輪もらって帰宅しました。
数日経ち、バラの花が開きはじめ、よく見ると、なんとなくハート型に開いているような気がしました。
ロランドはダンスを通じて、生きること同時にたくさんの愛を教えてくれました。
ビオダンサには5つのヴィヴェンシア(今、ここを生きていることを体感する)ラインがあります。
・バイタリティ(Vitality)
活力‥自分の中から湧き上がる生命のエネルギーを感じる
・セクシュアリティ(Sexuality)
性‥自分の女性性や男性性を受け入れ、こから情熱や悦びを感じる
・クリエイティビティ(Creativity)
創造性‥毎日を新しく創造し、表現していく
・アフェクティビティ(Affectivity)
情愛‥愛や優しさ、人を尊重し、大切にする気持を感じる
・トランスセンデンス(Transcendence)
超越性‥個人のエゴを超えて、人類全体、自然、宇宙とのより高いレベルでの一体感を感じる
ビオダンサの基本となる中に、「情愛(アフェクティビティ)」というラインがあるくらい、
ロランドはいろいろな愛を表現することについて、世界中の人たちに語りかけています。
ビオダンサは愛を踊るダンスでもあります。
人とつながるとき、そのエネルギーには人の命を感じます。
その命を私が感じるとき、「これは愛だ!」と感じるのです。
また、ロランドは彼のところに来る生徒に対して、どの生徒もいとおしく大切に出会い、抱きしめた人だったそうです。
私は今年、ロランドに会えるチャンスを待っていました。
しかし、叶いませんでした。
ただ、踊っているとロランドとはいつもつながっている、と感じるのです。
そのくらいビオダンサの中にロランドのエッセンスが詰まっており、
そのエッセンスを吸収すればするほど、人生に対するありとあらゆるレベルでの気付きを得ることができ、それは今後も続いていきます。
クラスで踊り、スクールで踊り、気づいて、また踊り・・・とその繰り返しをしています。
ロランドは星と一緒に踊る人と言われていたそうです。
そして、今、星と一緒に思う存分踊っていると思います。
彼を偲び、踊ったときに使われたバラがハート型に開く。
バラでさえも、彼のエッセンスやパッションを感じ、そのエネルギーを受け取ったのだろうと思います。
興味のある方、ぜひビオダンサに出会ってみてください。
そして、踊ることと人生は同じだという体験をしてみてください。
http://www.biodanzajapan.com/
スクールの校長先生のHP以外にもビオダンサのサイトがあります。
http://www.biodanza.jp/
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今日のブログですが、アトリエの活動とはあまり関係が無いと書きましたが、接点があります。
「写真」です。
時々、携帯電話のカメラやデジタルカメラを使って、写真を撮影しますが、最近、2眼レンズのカメラを手に取り写真を撮りました。
フィルムカメラで、もちろん手動です。
「大人の科学」という出版物に、2眼レンズカメラの号があります。
その付録のカメラを借りて撮りました。
もちろん、組み立て終了後のカメラです(^^)
なかなか面白い写真が撮れたので、これから2眼レンズカメラで、きままな風景を撮っていこう思っています。
その写真もブログで紹介したいと思っています。
(文章や画像、作品の無断使用を禁止します。)