2月はレモン - アトリエソフィアの「いろ☆ことば」

笑顔

Smile

早いもので、２月を迎えました。

月初めなので、今年のカレンダーの２月の絵を紹介します。

この絵は、レモンのエッセンシャルオイルをイメージして描いた作品になります。

レモンの香りは気分をリフレッシュさせてくれる、良い香りです。

レモンのオイルは、集中力を増し、気持ちを鎮めて明るくし、混乱をおさめ、
不安を和らげるように働きかけてくれるそうです。

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エッセンシャルオイルの妖精の絵を描くきっかけは、知人のイベントで、
エッセンシャルオイルを紹介するための札作りでした。

例えば、レモンという文字に、かわいい絵があったらいいなというアイデアに
よるものでした。

おととしからカレンダーの作成を始めました。

カレンダー作成にエッセンシャルオイルの妖精たちを登場させることを決め、
札に描いた絵をカレンダー用に描き直してみました。

同じ絵は描けませんが、同じ様な絵を描くことはできます。

同じような絵を描こうと描き始め、出来上がってみると、初回と２回目、
まったく違う絵になりました。

札用の絵は「おすまし顔の女性」で、昨年のカレンダー用の絵は
「元気いっぱいの女の子」の絵になりました。

その二つを見ていて、「しっくりこない」と思い、去年のカレンダーに
レモンは使いませんでした。

そして、昨年、今年のカレンダー用にもう一度レモンに挑戦するため、レモンの
エッセンシャルオイルを調べていくと、「ハートを開く」というキーワードを
得ました。

３回目となる今回は、レモンの香りやレモンの色に「ハートを開く」という
キーワードも色を重ねる上で意識しました。

絵を描くときは、特別な絵ではない限り、構図などは考えません。

色を重ねて見えてきた形に、さらに色を重ねて形を作るため、レモンの間から
女の子が見えたとき、「やっと現れてくれた・・・」とホッとしました。

そして、洋服をハート型にしてみたくなりました。

顔も数回やり直し、目を開いた笑顔になりました。

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この絵に言葉をつけようと、じーーーーっと絵を見ていたとき、「ハートを開く」
という言葉は出てきませんでした。

その代わりに出てきた言葉は「笑顔」でした。

「心を開く」最初のきっかけは、多くの場合、笑顔がから始まっているなと
思ったからです。

不安や混乱があるとき、信頼している人の笑顔がとても力になってくれる
場合があります。

そうすると、ふっと力が抜けて、心が開いていきます。

笑顔は人と人の心に一瞬、隙間を作ってくれます。

その隙間に笑顔と一緒に「にこっ」と言葉が入っていく感じがします。

また、笑顔には「ＯＫ！」の意思表示が含まれている場合もあったな・・・と
思い出しました。

笑顔があるというだけで、場の雰囲気が和らぎ、必要以上に心を閉じなくても
よい雰囲気が生まれるのです。

話は変わりますが、今週末（2月5日）公開の「インビクタス　負けざる者たち」
という映画の試写会に行くことができました。

その映画の中で、マンデラ大統領のＳＰたちには、警護中は笑顔でいるようにと
マンデラ大統領の指示があったシーンを思い出しました。

笑顔は人と人の垣根をとる不思議な力があります。

そして、レモンはその笑顔を導いてくれる香りです。

毎日の生活に、「レモンの香りが笑顔を導く」、そんな一枚の絵になりました。