いわさきちひろ展と東郷青児美術館
新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館にて、「ちひろと世界の絵本画家たち」という原画展が開催されています。
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html
先日、東郷青児美術館のあるビルの近くを通ったとき、ポスターが目にとまり、用事を済ませた後、ふらっと立ち寄ってみました。
原画はいいですね。
絵を見ることと同時に、作家の手法を見ることは楽しいし、原画が持つ力を感じたひと時を過ごしました。
色、線、筆のタッチ、コラージュのやりかた、作家によって表現の仕方が違うことがさらに楽しさを増やしてくれました。
子供の頃読んだ本の作家の絵もあって、こんな風に絵本の挿絵を描いていたのかと思いました。
今回の展示は、半分はいわさきちひろの原画、残り半分は他の作家の原画が展示されています。
展示にはいわさきちひろの仕事場を再現したコーナーもありました。
机にラジオが置いてあったのが、私にとっては印象的でした。
いわさきちひろの原画を見て、彼女は本当に絵を描くことが好きで、好きでたまらなかったんだろうなと。
原画からそういう雰囲気が伝わってきました。
色使いが、本当に素敵で、にごりも美しい。
どうやってこんな色だすのかなって。
彼女は何を考え、何を感じ、何を見ていたのだろうと原画を見ながら思いました。
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新宿の高層ビル街にある、損保ジャパン本社ビル42階に東郷青児美術館があります。
エレベーターで42階に上がると、眼下に広がる新宿と東京の風景を見ることができます。
新宿御苑も見え、アトリエのあるビルも見つけることができました。
そして、あっ、そうかと思ったのです。
東京スカイツリーが見えたのです。
そして東京タワーも見えました。
その風景を撮影してみました。
左端が東京スカイツリー、右端が東京タワー。
本当に小さいので、気づいてもらえるかわかりませんが、ツーショット写真です。(笑)
風景が変わったことも見せてくれた東郷青児美術館でした。
Kaoru Kurosawa
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