清里に行ってきました。
9月2日から二泊三日で清里へ行ってきました。
清泉寮に宿泊しました。
写真は有名なソフトクリームと売店からの風景です。
この写真ではわからないのですが、天気がよかったので、富士山を見ながらソフトクリームを食べました。
清泉寮はいままでの本館、別館もあるのですが、新館が昨年オープンしたそうで、古いものと新しいものが同居している場所になっていました。
宿泊した部屋は別館で、食事と大浴場は新館でした。
この写真は新館のエントランス付近です。
新館の天井は高く、過ごしやすい雰囲気があり、ラウンジではコーヒーがフリーで飲めたのがうれしかったです。
食事は朝・夕ともにビュッフェ形式で、特に野菜が豊富でした。
ついつい、食べ過ぎ、昼間は食事を抜くほど朝と夕で食べました。
あと、ラッキーだったことは、夜の天気がよく、星が見えたことです。
ふと夜空を見上げ、星がたくさんあり、目が慣れてくるとどんどん見える星の数が増えてきます。
天の川や流れ星が見え、東京都心の夜空も電気が消えて暗くなったら、星が見えるんだろうなと思いました。
初日は清泉寮へ行く道すがら、道の駅にある、南八ヶ岳花の森公園に立ち寄りました。
残念なことに、デジカメのバッテリーが切れており、写真がとれませんでした。
ここはとても素敵な場所で、リフトカーに乗って、道の駅から約100メートル上に上がった場所にありました。
お花がたくさんあり、ちょうど行ったときは、ダリアが満開でした。
特に気にった場所は、わんぱく広場という芝生の広場です。
ビオダンサをするのにもってこいの場所だ!と興奮しちゃいました。
ほとんどお客さんがいなく、貸し切りに近い状態で、また流れていた音楽がビオダンサで使う音楽だったので、一人で裸足になって踊りました。
きもちよかった〜。
暑かったけれど、風がその暑さを和らげてくれました。
二日目は清里でゆっくり過ごしました。
出かけた場所で印象に残ったのは、清泉寮の近くにある「キープやまねミュージアム」と「えほんミュージアム清里」でした。
やまねは天然記念物のねずみのなかまです。
ミュージアムは小さな平屋の一軒家という感じで、やまねの生態がわかる写真や展示がありました。
生きているやまねがいるのかなと期待して行ったのですが、生きているやまねには会えませんでした。
ただ、ミュージアムで流れているビデオ映像を見ていると、かわいい一面と、たくましく生きる姿の両方を見ることができました。
特にやまねは爪がすごく発達しています。
手に乗せたいかわいさなんですが、あの爪をみたらちょっと遠慮したるほどの鋭い爪でした。
その爪を生かし、森の中でたくましく生きているのです。
やまねミュージアムの館長さんが、ビデオ映像の中で、
やまねを守ることは、森を守ること、森を守ることは人間を守ることにつながっていると話していました。
本当にそうだなと思いました。
写真はミュージアムの前に広がっている野原からの写真です。
ミュージアムの周りは林があり、ここならやまねがいそうだなと思えるような場所でした。
小さな動物に目を向けた時、そういう動物が生きられない世の中は、結果的に人間も生きられない世の中に通じているんだと思いました。
もう一つの場所は「えほんミュージアム清里」です。
http://www.ehonmuseum-kiyosato.co.jp/
よく知らず、たまたまもらった清里の観光案内の地図に載っていたのでふらっと立ち寄りました。
(写真はミュージアムの入り口付近です)
中に入ってみると、エロール・ル・カインの作品が展示されていました。
誰?っていう方もいらっしゃるかもしれませんが、えほん売り場に行けば、必ず彼の絵に出会えます。
「いばらひめ」などが有名だと思います。
彼の作品はとても緻密で、色鮮やかなものが多く、枠絵などはため息がでるほど見入ってしまいました。
思っていた以上にたくさんの作品をみることができて、豊かな時間を過ごしました。
ここは入場するとワンドリンクがついてきますので、絵を見終わったあと、外の風景をみながらゆっくり過ごすことできる場所です。
良い絵をたくさん描き続けることの偉大さを感じ、ああ、私も描こうと思いました。
今回の小旅行で思ったことを少しだけ書きます。
「暗いから見えるもの、明るいから見えるもの」の両方を体験したなと思っています。
夜空の星をたくさん見たければ、明るいところを避けて、暗い場所を探しました。
清里から富士山は昼間ではないと見えません。
何かを探すとき、普通は明るさを求めます。
しかし、探しているものによっては、暗さが必要だと。
自分が見たいもの、見つけたいものによって明るさを変えるといいんだな〜と思ったんです。
当たり前のことだけど、結構、暗いというイメージが私だけかもしれないけれど、あまりよいイメージでなかったことに気づきました。
「自分の中の明るさと暗さ、両方があって、初めて、自分の中のとてもよいもの、自分の輝き、を知ることができるわけなんだよね、、、神様」って、
心の中でつぶやいちゃいました。
清里、また行きたいです。
(文章や画像、作品の無断使用を禁止します。)